August . 3
今月の「マドンナの夢ギャラリー」のBGMは
オズワルド氏作曲のMIDI「Luna」
素敵なMIDIと共にお届けするこのギャラリーは
私からあなたへの愛のメッセージです
BGM  Luna
Photo by Hikaru  北海道・上富良野  
                   (8月21日)
8月NO.3のこのページに掲載する写真は
すべて Hikaruさんからお借りしたものです
写真「Hikaruさん」 音楽「オズワルド氏」
そしてマドンナの言葉で綴る
コラボレーションギャラリー お楽しみください
        私来た道


流れる雲よ 君はどこまで行くのか?
君の行き先には羅針盤はあるのか?

私はいつも岐路に立つと迷ってしまう
こちらの道を選んでいいのだろうか?
そして確かな手ごたえもなく進んでゆく

でもね ひとつだけ言えることは
出逢った多くの人を愛することができた

だから「私来た道」これでよかったんだね
Photo by Hikaru  北海道・コムケ湖
                    (8月22日)  
      朝陽の中で


真夜中に突然 「おや?」っと思った
身重の私は破水した

初めての陣痛 初めての出産
出産は経験したことのない辛さだった

人ひとりをこの世に送り出すのは
きっと生易しいものではないのだ

この子の人生の陣痛を 母は今ここで
少しでも軽くなるようにと背負うのだ

今年のように暑い夏の8月22日 
朝陽の中でひとりの女児誕生
今日は娘のバースデー





Photo by Hikaru  北海道・美瑛 (8月23日)
  ケンとメリーの木


あの木の下で待っていて
僕が行くのを待っていて

ケンがメリーに恋したように
メリーがケンに恋したように
君と僕は恋をする

ナビゲーターの入力は
二人の愛のパスワード

UMI SORA 20031115
僕はアクセル ギュッと踏む






Photo by Hikaru  北海道・沼田町 (8月24日)
     夢と現実と


朝起きたら一面の銀世界
私 あなたを追いかけて来た

これは夢? それとも現実?
いつだって幸せの絶頂で夢だと気づく

雪よ とけないで
あなたといる夢とけないで

私をもう少しだけこの宿でいさせて
Photo by Hikaru  北海道・美瑛 (8月25日)
    小さな命


見渡す限りの雪の原
新雪が次々に降って来る

小さな命がポツンとひとつ
雪の原に顔を出す

夕べのあなたと私の
愛のカ・タ・チ・・・・

求め合って二人
雪の中で
愛のカ・タ・チを確かめる

Photo by Hikaru  北海道・美瑛 (8月26日)
     帰り道


私 夢を見ていたのね
あなたの温もりの中で

目覚めたら戻らなければ
来た道振り返らずに

でも・・・
もう少しだけここにいていい?

霧が晴れなきゃ
帰り道がわからないよ
Photo by Hikaru  北海道・美瑛 (8月27日)
    ハートとアンパン


この空の向こうにあなたがいる
今日も空を見上げて暮している

雲に想いをのせて流しても
あなたの街に着く頃 さま変わり?

ハートの雲がアンパンになってたり

でもいいの
あなたはきっとわかってくれる
アンパンの雲が私のハートだってこと

Photo by Hikaru  北海道・美瑛 (8月28日)
         フレンドツリー


ねぇ・・・
広子ちゃん 絵里ちゃん 博哉ちゃん覚えてる?
夢の里の丘の頂上に一本の木を植えたこと

貯金箱のお金を出し合って小さな苗木を買った
そして丘の頂上に私たちの友情の木を植えた

10年・・・ 20年・・・ 30年・・・ 40年・・・
私たち四人の木はどんどん大きくなっていった
そして私たちもどんどん大人になっていった

ねぇ・・・ 広子ちゃん 絵里ちゃん 博哉ちゃん
来年の夏 あの木の下で同窓会しない?
あの木はきっと私たちを優しく包んでくれるよ


Photo by Hikaru  北海道・美瑛 (8月29日)
        夢か現実か


また私は夢をみているの?
それとも雪の中での色彩はモノトーン?

雪の中にいると欲望の色が消えてゆく
これまでのステータスや価値観が違ってくる
ここでは素朴で人間味溢れる自分になれる

だからこの場所に来たくなる
あなたを追いかけてこの場所に来たくなる

そして自分の気持ちを確かめる
あなたへの想いは夢かそれとも現実か

Photo by Hikaru  北海道・美瑛 (8月30日)
Photo by Hikaru  北海道・美瑛 (8月31日)
      稜線のむこう


僕に翼をください
君のところへ飛んで行ける翼をください

山の稜線を越えて
一時(いっとき)も休まず飛んで行こう

朝陽が昇る
これから君を迎えに行くから



         心の鏡


実は自分にはもう一人の自分がいて
一心同体だけれど全く違う自分がいる

正しいことをする自分と悪いことをする自分と
背中合わせに紙一重の場所で生きている

善と悪とは鏡の中の向こうとこちら
いつかその鏡が無くなった時 善だけが残る

それはいつなのか今の私にはわからない